乙女達の哀歌
(♂:0 ・♀:4・不問:0)
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・ルディ
ミラの部隊に配属された新人軍人。
階級は伍長。マーシャルアーツをトップで卒業する程の腕前を持つ。
・ミラ
『中尉』クラスの階級を持っています
周りからの信頼も厚く隊長を務めるほどの人物だが、演習は苦手
・レイ
ミラの部隊のスナイパー。
射撃の腕はピカイチで銃の改造はお手の物。
ミラに対しては信頼を厚く寄せている為、犬みたいな性格になる
・クリス
『大佐』クラスの階級を持っています。
ミラ達の上官で色々融通を利かせてくれる頼れる人、なのだが・・・
度々命令違反をされては手を焼いている苦労人でもある。
・少佐(ルディ以外の役の方で兼役)
・ジェーン(ルディ以外の方で兼役)
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銃を抱えて壁を背もたれにして座り込んでいる一人の女性
ルディ:「息が詰まる・・・死んでしまいたい・・・
けど私にはそんな勇気はない・・・」
左隣に座る女性
ミラ:「どうした伍長、座り込んでたって何も解決はしないぞ」
ルディ:「幻聴だ、ミラさんは死んだ・・・」
歩いてくる女性
クリス:「伍長、こんな所で何をしている?皆が待っているぞ」
ルディ:「大佐も・・・」
右隣に座る女性
レイ:「ルディ、一人で悩んでないで仲間を頼りなさい」
ルディ:「レイだって・・・皆・・・皆・・・死んだのよ・・・」
水滴の音で暗転
廊下を歩く二人の女性
クリス:「ミラ、今日からお前の部下になるルディ伍長だ」
ミラ:「ん~?アタシに部下なんていらないっすよ、
どうせ皆いなくなるんだし」
クリス:「長官命令だ」
ミラ:「・・・そう言われたら何も返せないじゃないっすか」
クリス:「仲良くやるんだぞ」
歩いて行く
ルディ:「どうも、初めまして!ルディと申します!
階級は伍長で──」
ミラ:「(遮る)あーあぁ~・・・さっき大佐から聞いたからかたっ苦しいのはなし。
中尉のミラよ。よろしくね」
手を差し出す
ルディ:「はっ!了解しました」
握手をせず敬礼をする
ミラ:「・・・ったく、まぁいいか。
アタシの他にもう一人レイって言うのがいるんけど、
紹介するからついてきて」
歩きだす
後に続いて歩きだす
ミラ:「それで、ルディ伍長」
ルディ:「はっ!何でありましょうか中尉」
敬礼をする
ミラ:「はぁ~・・・一々敬礼しなくていいわよ・・・?
アタシそう言うの苦手だから」
ルディ:「ですが、中尉の方が自分より階級が上でありますので」
ミラ:「階級なんてただの飾り、死んだらそんなのに意味はないの」
ルディ:「自分は精一杯──」
ミラ:「(被せる)頑張ります。って言うのだけはやめてよね。
もっと気楽にいきましょ」
ルディ:「了解であります!」
ミラ:「・・・駄目だこりゃ」
再度歩き出す
武器庫で銃をいじっている一人の女性
レイ:「ん~・・・この銃、フルオートに改造されてるんだけど、
軍人だからってカスタマイズしすぎでしょ・・・?」
ミラ:「よぉレイ、元気かー?」
レイ:「ミラ!!?!?!」
走ってきていきなり抱き付く
ミラ:「おい・・・何でアンタはアタシが側に寄るだけで
抱き付きにくんのさ・・・?」
レイ:「だって堅苦しいの苦手だって言ってたじゃん?
スキンシップよ、スキンシップ」
ミラ:「度が過ぎるスキンシップは
スキンシップって言わないと思うんだけど・・・?」
レイ:「それにアタシ、ミラの事好きだし?」
ミラ:「・・・あのねぇ」
レイ:「ん?ミラ、後ろの誰?新人さん?」
ルディ:「はっ!今日付けでミランダ中尉の部隊へと配属された
ルディ伍長であります!」
敬礼をする
レイ:「伍長!?アタシと同じ階級じゃん!
階級が同じ子なんて滅多にいないから何か親・近・感♪」
ミラ:「レイ・・・」
レイ:「ん~?」
ミラ:「そろそろ離れな、じゃなきゃ実力行使にでるからね」
レイ:「い・や」
ミラ:「ぁ?」
レイ:「やぁーよぉー!」
ミラ:「撃ち殺すぞ・・・?」
銃のロックを外す
レイ:「ちょっ・・・待って!?ルディ・・・ミラが怖い!!」
離れてルディの後ろに隠れる
ルディ:「中尉!銃をしまってください。
仲間に銃を向けるのは軍人として、禁則事項です」
ミラ:「・・・そいつにはしつけが必要だからな」
レイ:「べぇ~!」
舌を出してあっかんべーのポーズ
ミラ:「・・・まぁいい。
伍長、そいつがアタシと同じ部隊で狙撃手のレイよ、
鬱陶しいと思うけど仲良くしてやって」
ルディ:N「こうして私は新たなチームへと配属された。
ファーストインプレッションは頼りの無いリーダーに、
人懐っこくてうっとうしい・・・小型犬って感じで、
不安がよぎるばかりだったのを私は鮮明に覚えている」
数日後 -軍の食堂-
ルディ:「レイ、一つ質問があるんだけど、
ミランダさんっていっつもあんな感じでやる気無さそうにしてるの?」
レイ:「ん~?まぁねぇ~、
ミラのやる気の無さは多分この駐屯地だとトップを飾るね」
ルディ:「はぁ・・・」
レイ:「でも戦場に出るとミラに敵う人は誰もいない、
って言うか見た事がない」
ルディ:「やっぱ凄い人なんだ・・・」
レイ:「アタシは一度、戦場で盾にされた事あるけどねぇ・・・」
ルディ:「えっ・・・!?」
レイ:「あの時は怖かったなぁ、本当に死ぬかと思った」
ルディ:「死んでてもおかしくないわよ・・・?」
レイ:「でも今、アタシは生きてる」
ルディ:「どうやって助かったの・・・?」
レイ:「それはね――」
ミラ:「(遮る)よっ、お二人さん」
レイ:「ミラーーー!」
ルディ:「おはようございます中尉!」
片方は敬礼、片方は犬のように尻尾を振っている
ミラ:「伍長はまだ抜け切れてないようね」
ルディ:「あっ・・・すみません」
ミラ:「気にしないで。それで、何の話してたのさ?」
ミラが椅子に座った所でルディも椅子に座る
レイ:「アタシがミラの盾にされたって話」
ミラ:「あぁその話、懐かしいわねぇ」
ルディ:「・・・盾にしたって言うのは本当ですか?」
ミラ:「えぇ、本当よ」
ルディ:「・・・・・・本当だった・・・(顔から血の気が引く)」
ミラ:「それを言ったらレイだって乗り気だったじゃないのさ」
レイ:「へへぇ~、助かる自信あったし」
ルディ:「どこからそんな自信が・・・」
レイ:「ミラの事信用してたもん」
ミラ:「あのまま殺しておけばよかった?」
レイ:「またまたぁ~」
奥の方から歩いてくる一人の女性に食堂の三人以外がざわつき始める
クリス:「昼間っからお三方揃って仲が良ろしいな」
ルディ:「大佐!」(※できれば同時に)
レイ:「大佐!」(※できれば同時に)
二人とも敬礼をする
ミラ:「ん?ぁ~、大佐お疲れ様っす」
顔だけを後ろに向けて挨拶する
クリス:「お前は・・・挨拶ぐらい真面目にできんのか?」
ミラ:「アタシはいつでも真面目っすよー?」
クリス:「それのどこが真面目だ?ミランダ、
お前また始末書書くの放棄しただろ?」
ミラ:「だって、それアタシじゃねぇっすもん。レイの役目ですし」
クリス:「ほぉ、それを信ずる証拠は?」
目をレイの方へと向ける
レイ:「すいません大佐!自分のミスであります」
クリス:「伍長、次からは気をつけたまえ?」
ルディ:「了解しました!」(※できれば同時に)
レイ:「了解しました!」(※できれば同時に)
クリス:「何故ルディ君まで?」
ルディ:「自分も階級は伍長ですので!」
クリス:「はっはっは、二人ともそう固くならんでよい。
楽にしなさい」
ルディ:「はっ!」(※できれば同時に)
レイ:「はっ!」(※できれば同時に)
敬礼を解く
ミラ:「ぁ~、そうだ。伍長には言い忘れてたけど、
大佐もアタシの部隊だから」
クリス:「お前が私の部隊に入ってるんだぞ」
ミラ:「どっちでもいいじゃないっすかぁ」
クリス:「はぁ・・・できの悪い娘を持ったみたいで、
お前には手が焼ける・・・」
ミラ:「それで?何しにここへ?」
クリス:「これより1時間後にミッションを開始する。
本作戦において指示を出す為、
15分後にブリーフィングルームに来るように」
ルディ:「了解しました」(※できれば同時に)
レイ:「了解しました」(※できれば同時に)
ミラ:「へぇ~い」
踵を返して歩き去っていく
レイ:「ふぅ~・・・大佐がいるとやっぱ緊張するぅ~」
ルディ:「アンタでも緊張する時あったんだな」
レイ:「そりゃねぇ、あの威厳は他の人とは別格だよ」
ミラ:「無駄話してると時間に遅れるわよ?」
レイ:「ミラもだよー?」
ミラ:「アタシはいいの」
椅子から立って歩き去ろうとする
レイ:「とか何とか言っちゃって、
実はお咎(とが)め食らうのが怖いんだよ」
途中で足を止める
ミラ:「レイ、聴こえてるわよ」
歩いて行く
レイ:「おっと!?」
ルディの後ろに隠れる
ルディ:「なんで私の後ろに隠れるのさ?!」
レイ:「ルディの影に隠れとけば殴られなくて済むかなって」
ルディ:「だったら言わなきゃいいのに・・・」
間
ブリーフィングルーム
クリス:「揃ったようだな。これより30分後に、
西の砦を占拠しているゲリラ部隊の殲滅を開始する」
大画面にフォログラムを写す
クリス:「画面を見て分かる通り、
砦内部には届くはずの補給物資が強奪されている」
ルディ:「この補給物資を確保すればよいのですね?」
クリス:「いや違う。我々の役目はゲリラ部隊の陽動」
ルディ:「ゲリラ達に我々の本当の目的を
誤認させると言う事ですか?」
クリス:「そう言う事になる。
レイは砦から2キロ離れた丘陵(きゅうりょう)から見張りを狙撃、
手薄になった所をミランダとルディでかく乱。
制圧は到着した他部隊に任せる」
ルディ:「了解しました」(※できれば同時に)
レイ:「了解しました」(※できれば同時に)
ミラ:「・・・・・・」
クリス:「あぁ~それとミランダ、今回は通信機を忘れるな?」
ミラ:「気づいたらなぁんでか手元にないんすよねぇ」
クリス:「そのおかげで私が上層部にお咎めくらってるのは
知っての事だよな?」
ミラ:「そりゃまぁ・・・でもですね大佐、
他部隊の制圧が遅すぎるんですよ」
クリス:「お前一人なら何も言われはしないだろうが、
我々はチームで動いてるんだ。それを忘れるな」
ミラ:「了解」
クリス:「それでは解散」
各々に部屋を出て行く
-2キロ離れた丘の上からスコープを覗くレイ-
レイ:「さぁ~て、仕事と行きますか」
ライフルに弾を装填する
レイ:「ふっふぅ~ん、丸見えなんだよなぁこれが!」
ゲリラに向けて発砲し着弾
レイ:「ヒット。こちらレイ、見張りの一人を仕留めたわ」
本部から通信が入る
クリス:「よくやった、そのまま他の見張りも片づけろ」
レイ:「了解」
- 砦入り口 -
ルディ:「こちらルディ、配置に着きました」
ルディのもとへ通信が入る
クリス:「入口に向かった相手を気付かれずに
始末する事はできるか?」
ルディ:「やってみます」
- 砦の別の入り口 -
ミラ:「こちらミランダ、配置に着いた」
ミラへと通信が入る
クリス:「他の部隊が到着するまでその場で待機だ」
ミラ:「到着予定は?」
クリス:「10分後だ」
通信を切る
ミラ:「10分・・・!?それじゃぁ遅すぎる・・・、レイ」
レイ:「なぁにー?」
ミラ:「周波数を変えな」
レイ:「はぁ~い、いつもの命令違反の始まりだね?」
ミラ:「ばぁ~か、10分なんて遅すぎて待ってられないのよ。
待てたとしても5分が限度」
通信に割り込んでくるルディ
ルディ:「中尉、大佐の指示通り他の部隊を待ちましょう」
ミラ:「伍長、アンタも大佐に気付かれないように周波数を変えな」
ルディ:「冗談ですよね・・・!?
それだと私まで命令違反になります!」
ミラ:「アタシの部下だろ?」
ルディ:「大佐の部下です」
ミラ:「他の奴に手柄を取らせていい訳?」
ルディ:「死ぬよりはましです!」
ミラ:「死なないわよ、アタシがいんだからね」
ルディ:「・・・分かりました」
ミラ:「あっは!(笑う)これでアンタも晴れて
アタシらの仲間入りって訳だ。レイ!」
レイ:「こっちはいつでもオッケー」
ミラ:「見張りは何人?」
レイ:「ん~・・・見える範囲だと、3・・・・・いや4人だねぇ」
ミラ:「仕留めれられる?」
レイ:「2分くれたら」
ミラ:「1分でやりな」
レイ:「無茶言わないで!?」
ミラ:「いいからやりな!」
レイに通信で会話しながら別の場所へ移動する
レイ:「はぁ~い、ミラったらもぉ人使い荒いんだからぁ・・・」
ライフルに弾を装填していき、ゲリラへと発砲する
レイ:「まずは一人目!」
同じ動作を4回繰り返す
レイ:「OK、見張りは処理したよぉ。後はいつも通り宜しくね♪」
ルディ:「いつも通り?中尉、何する気ですか?」
レイ:「まぁルディは見てなって、
誰もミラに敵わない理由が分かるから」
ミラ:「こちらミランダ、これより砦に侵入する」
持っている銃にサイレンサーをつける
ルディ:「侵入って・・・中尉、無茶です!」
回線のノイズ
ルディ:「中尉!くそっ・・・」
周波数を戻して本部へと報告する
ルディ:「大佐!中尉が砦に侵入を――」
クリス:「あっのバカ!また命令違反か!ミランダ!!」
通信機のノイズ音
クリス:「応答しろミランダ!ミラ・・・!!くそっ・・・!」
机を思いっきり殴る
ルディ:「どうしますか?」
クリス:「・・・・・・仕方ない」
ルディ:「大佐まで!?」
クリス:「あぁ~なったあの子は誰にも止められん。
ルディはレイと一緒にミランダのバックアップを頼む。
他部隊への報告は私がなんとかする・・・
今はあの子に任せるしかない」
ルディ:「了解しました。聴こえた?レイ」
レイ:「へいへーい、もうばっちし。お?入口に一人いったわよぉ」
ルディ:「落ち着け、いつも通りにやればいいだけ・・・」
入口へと飛び出ると静かな銃声が聴こえゲリラはルディの前で倒れる
ミラ:「オールクリア、砦を制圧した」
後ろで銃を構える音
ルディ:「ミランダさん、危ない!」
ミラを突き飛ばして一緒に壁に隠れる
二人がいた場所には弾丸の嵐
ルディ:「危なかった。まだ一人生き残ってたみたいですね・・・」
額に銃を突きつけられる
ミラ:「邪魔だ!お前も死にたいのか?」
ルディ:「中尉・・・?」
ミラ:「次、アタシの邪魔をしたら・・・本気で殺す」
立ちあがって銃を構えているゲリラの前へ
ルディ:「危険です中尉!撃たれます!」
ミラ:「戦場で死ねるなら、本望よ!」
相手が撃つより先にミラの発砲音が周囲に響く
ゲリラはてすりにぐったりと体を預けて絶命する
ミラ:「大佐、ミッションクリア。砦の制圧に成功した」
クリス:「・・・そうみたいだな。皆、戻って来い」
ホルスターへ銃をしまうミラ
ミラ:「帰るわよ二人とも、帰還だ」
レイ:「了解」
ルディ:「中尉・・・目・・・」
ミラ:「ん?目がどうした?」
ルディ:「いえ・・・なんでもありません」
ルディ:N「それが私の配属後、初めての戦場と規則違反・・・
今でもあの時の中尉の姿が脳裏に焼き付いて体が震える時がある。
・・・あれは・・・あの目は・・・中尉、
アナタは人間・・・なんですか?」
- 数日後の食堂 -
本を読みながら昼食を頬張るルディの側へ走ってくるレイ
レイ:「おっすぅ!ルディ」
ルディ:「おっす、、そんなに急いでどうした?」
レイ:「ミラ見なかった?」
ルディ:「ミランダさん?ミランダさんなら、
さっきタオルを肩にかけてシャワー室の方へ歩いて行ったけど」
レイ:「なんですって・・・!!!!」
ルディ:「あっ、でも何か近寄ったらまずい雰囲気――」
レイ:「(被せて)いってくるぅぅぅぅ!!!」
走り去っていく
ルディ:「あの二人どういう関係なのよ・・・?」
- シャワー室 -
扉を閉めてシャワーの蛇口をひねる
ミラ:「くそっ・・・、
またハズレ・・・後何回繰り返せばいいの・・・?」
隣のシャワールームの屋上隙間から覗くレイ
レイ:「あれは、返り血・・・?」
ミラ:「・・・くそっ」
壁を殴る
レイ:「ミラぁ~!」
ミラ:「ひぃっ!?なんでアンタがそこにいるの!?」
レイ:「ミラのいる所にアタシはいつでも存在する!」
ミラ:「だからってこんな・・・
シャワー室までついてこなくてもいいでしょ・・・」
流されていく水を見ると透明ではなく濁った赤の色をしているのにレイは気づく
レイ:「・・・また単独行動?」
ミラ:「アンタにゃ関係ないでしょ」
レイ:「まだ昔の事引きずってるの・・・?」
ミラ:「何の事?」
レイ:「この匂いとその血・・・それにそこに落ちてる資料・・・
以前ここに来た上層部の人の情報でしょ?
ミラ、前のミッションだって・・・
別に命令違反しなくてもよかったんじゃないの?」
ミラ:「少しでも手がかりが欲しいのよ・・・」
レイ:「でも手がかりはなし」
ミラ:「首謀者が誰かを突き止めて必ずこの手で殺してやる・・・」
レイ:「アタシ達はチームでしょ?少しは頼ってくれたって――」
ミラ:「(遮る)黙れ!!」
壁を思いっきり殴る
ミラ:「チームを巻き込む訳にはいかないの・・・」
シャワールームへと歩いてくるルディの姿
レイ:「・・・・・・・」
ミラ:「アタシが殺したも同然なんだ」
ルディ:「・・・殺した?(呟く)」
入るタイミングを失って入り口で聞き耳を立てている
ミラ:「アタシの腕の中で・・・
死んでいくのを見ているしかなかった・・・」
レイ:「それはミラのせいじゃないよ」
ミラ:「何も・・・できなかったのよ・・・」
レイ:「過去の事をまだ引きずっていても、ミラはミラだよ。
だから何を言われようがアタシはミラを支え続けるよ。
あの人の代わりに・・・」
シャワールームを出て行く
ミラ:「くそっ・・・」
弱弱しく壁を殴る
入口で隠れているルディと鉢合わせになる
ルディ:「やっ・・・やぁ」
レイ:「ん?何でここにいんの?」
ルディ:「アンタを呼びとめようと思って・・・
後をついてきただけっていうか・・・そのぉ~・・・えっと・・・」
レイ:「もしかして、さっきの聞いてた?」
ルディ:「聞くつもりはなかったの!」
レイ:「そっ。聞いちゃったんならミラには言わない方がいい。
きっと気にする」
歩き去っていく
ルディ:「・・・聞いちゃったなんて言えないわよ・・・」
踵を返してシャワールームを後にする
間
扉が勢いよく開かれると覆面を被った者たちが撃ち殺しては占拠していく
クリス:「なんだお前達は!
ここは軍関係者以外立ち入る事はできないはずだぞ!」
周りの兵士が次々に撃たれて絶命していく
首謀者の一人がクリスに近づき溝尾を思いっきり殴りつける
クリス:「ぐふっ・・・こいつら・・・、くっ・・・」
覆面から離れ、ボタンを押すと警報が鳴り響く
- 食堂 -
サイレンの音で食堂がざわついている
レイ:「なっ・・・何?軍事演習でも始まるの?!」
ルディ:「いや・・・予告もなしに軍事演習なんかしないはず、
何かおかしいわ」
スピーカーからクリスの声が聞こえ始める
クリス:「全部隊に告ぐ・・・、只今より・・・・
コードレッドを・・・発令する。
繰り返す・・・コードレッドを発令する。全部隊は持ち場に――」
放送が途切れる
更にざわつく食堂内
レイ:「・・・嘘でしょ・・・冗談きついって・・・」
ルディ:「コードレッド?聞いたことないんだけど」
入口から歩いてくるミラの姿に二人は気づいて話を振る
レイ:「ミラ、今の聞いた?」
ミラ:「えぇ、しかも大佐の声だった」
ルディ:「中尉、コードレッドって何ですか?」
ミラ:「二人とも準備して、第三格納庫で待機してな」
レイ:「了解、ルディ行くぞ」
ルディ:「あっ!・・・ちょっと」
腕を引っ張って歩いて行く
- 1Fフロアの廊下 -
ルディ:「レイ!おい、レイったら!」
レイ:「ミラの話を聞いたでしょ?
持てるだけの武装をして第三格納庫へ向かうわよ」
ルディ:「それを聞きたいんじゃない!
コードレッドってなんの事!?」
レイ:「コードレッドって言うのは・・・基地からの緊急脱出命令よ」
ルディ:「それって・・・!」
レイ:「基地内部で何らかのトラブルで火災が発生したか・・・・
或(ある)いは、基地が何者かに乗っ取られたか・・・」
ルディ:「だったらこの場合は前者でしょ・・・!」
レイ:「そうとも言えない。
この基地を指揮しているのは大佐じゃないの」
ルディ:「じゃぁ・・・何で大佐が・・・」
レイ:「指揮官の人間が殺された・・・としか考えようがないね」
後ろからマシンガンの弾が頭上をかすめていく
レイ:「うわぁ・・・やっぱり基地の乗っ取りじゃんかよぉ」
ルディ:「くそっ・・・こっちは何も所持してないって言うのに!」
レイ:「逃げようにも逃げれないなぁ・・・どうするかなぁ・・・?」
別の方角からの発砲
ミラ:「アンタらまだこんな所にいたの!?」
レイ:「ミラぁーーー!!」
ミラに抱き付く
ミラ:「あぁ~あぁ~、分かったからさっさと準備してきな。
アタシが時間を稼いでおくから」
ルディ:「中尉、他の皆は・・・?」
ミラ:「ここに来る間に色々見て回ってきたけど死者が多数。
後は無事脱出したと思う」
レイ:「でもさ、脱出した所でどうするの?
見つかれば殺されるだけよ!?」
ミラ:「ここから南に3キロ行った所に街があるわ。
そこで車を拾って遠くへ逃げるの。
別働隊には避難信号を出しておいた」
話してる間に弾倉を装填し直す
レイ:「さすがミラ」
ミラ:「無駄話してる時間はないわ、いいから行きなさい」
ルディ:「急いで準備してきます」
ミラ:「伍長!」
ルディ:「何でしょう?」
ミラ:「コードレッドの事はレイから聞いたわね?」
ルディ:「緊急脱出命令だと」
ミラ:「それだけ分かればいい、行って」
立ちあがって何発か発砲する
二人はその隙に走っていく
クリス:「残念だが・・・、
私を殺してもこの国は貴様らテロリストとは一切交渉しない。
時期、貴様らの目論みはばれて捕まるのが落ちだろうな」
脚を撃たれ膝をつく
クリス:「ぐ・・・っ!」
顔を掴まれる
クリス:「その腕章・・・!
ふっ・・・私らも所詮は駒だったという事か・・・
そうさ、君らの考えてる通りだよ。
さっきの発令は基地にいる全兵士に脱出せよと伝えたのさ」
銃の柄で顔面を殴られ床に倒れる
クリス:「ぐふっ・・・」
クリス:「どうか諸君・・・無事に生きのびてくれよ・・・。
すまないな・・・どうやら私は、約束を守れそうにないわ。
こんな私を許してくれ・・・
出来る事なら、もう一度会いたかった・・・」
胸ポケットから家族と写っている写真を取りだすが、
頭を撃たれ絶命する
間
街へと向かう途中の三人
レイ:「な・・・に?今の感覚・・・」
ルディ:「私にも伝わった・・・まさか大佐が・・・」
ミラ:「アタシにも・・・。二人とも、大佐に敬礼!」
基地へと敬礼する3人の姿
ミラ:「きっと奴らは数分もしない内に
生存者を見つけに追ってくると思うわ」
レイ:「ねぇミラ・・・、なんか変、街が静かよ・・・
物音一つしない」
ルディ:「逃げたか・・・殺されたか・・・」
ミラ:「どっちにしろ占拠されていると思って行動しなさい」
周りを警戒しながら歩いて行く三人
ミラ:「レイ、スコープで何か見える?」
スコープを覗いて調べ始める
レイ:「前方には何も」
ルディ:「残党が残っていなければいいけど・・・」
レイ:「ミラ!後方、距離800メートル。
火炎放射器を武装した連中の姿が見える・・・・数は・・・4名。
何あれ・・・宇宙服・・・?」
ミラ:「宇宙服・・・?『フレイム・スロウワー』がなんで・・・!」
ルディ:「なんです・・・?その『フレイム・スロウワー』って・・・」
ミラ:「廃止されたはずの火焔放射兵(かえんほうしゃへい)の事よ。
奴らは『やってはいけない殺し方ができる』事から、
数年前からいなくなった部隊だと聞いていたのに」
ルディ:「何故そんな部隊が・・・」
ミラ:「火焔放射兵なんて、存在しないナンバーのはずなのに・・・、
まさか軍が噛んでる・・・?」
レイ:「どうするの?ミラ!」
ミラ:「入手した情報によれば、
角を曲がった路地裏に一台車が隠されているはずだけど・・・
こうも街が静かだと、迂闊に動けないわね・・・」
レイ:「止まっていたって同じ事でしょ!行動あるのみよ!」
走り出そうとするレイを止める
ミラ:「レイ、止まれ!」
銃弾がレイの顔をかすめていく
レイ:「痛っ・・・!?」
ミラ:「大丈夫か、レイ?」
ルディ:「なんで敵が潜伏してるって分かったんですか?!」
ミラ:「勘よ、勘」
レイ:「くっそ・・・路地裏はすぐそこだって言うのに・・・」
ミラ:「アタシが囮(おとり)になって撃ってきた奴を引き付ける。
その隙に二人は車を確保して!
同時に出れば相手は目標を見失うはずだから」
ルディ:「でも・・・そんな事したら中尉が!」
ミラ:「アタシなら死なねぇよ、大佐に貰った命だからね」
レイ:「だったらアタシが――」
ミラ:「(被せる)ばーか、
アンタが行ったら誰が奴らをスナイプするんだ?」
レイ:「でも・・・」
ミラ:「いい?態勢をできるだけ低くして行くのよ」
ルディ:「了解」(※できるだけ同時に)
レイ:「了解」(※できるだけ同時に)
ルディ:「中尉・・・必ず来てくださいね」
ミラ:「あぁ。よし、行くわよ!」
壁から同時に飛び出され相手は困惑し乱射を試みるが
標的が定まらずルディとレイを逃してしまう
その隙に二人は路地裏へと走っていく
レイ:「このシーツに包まれてるのが・・・・そうかな?」
ルディ:「どかせてみれば分かる!」
シーツを剥ぎ取る
ルディ:「たまには考えるより行動しろ、よ」
車に乗り込む二人
レイ:「ルディ、動かせる?」
ルディ:「キーが刺さってるから多分ね」
エンジンをかけようとする所にミラが合流する
ミラ:「な?死なねぇって言ったでしょ?」
ルディ:「流石です、中尉」
レイ:「ねぇ二人共、この音・・・聞こえる?」
ミラ:「嘘っ・・・!?追いつくの、早すぎでしょ・・・?」
後方で火焔放射を撒きながら燃やしている音が聞こえる
振り返ると目視できる程に近づいて来ている兵士の姿を捉えた
ミラ:「まずい・・・伍長、車を今すぐ出しなさい」
ルディ:「はい!」
キーを回すがエンジンがかからない
ルディ:「あれ・・・?」
何度回してもかからない
レイ:「何してんのよ!?
早くしないと車の中で丸焦げにされちゃうわよ!?」
ルディ:「分かってる!けどエンジンがかからないのよ!」
ミラ:「クラッチを踏んでも?」
ルディ:「駄目見たいです!
くっそ・・・かかれ・・・かかりなさいよ!」
覚悟を決めたかのように一息つくミラ
ミラ:「(一息)アタシが後ろに回って車を押すから、
伍長はその間もキーを回し続けて。
エンジンがかかって動いたらそのまま振り向かずに行きなさい」
レイ:「そんな――」
ミラ:「(遮る)上官命令よ!」
レイ:「ミラ・・・」
ミラ:「レイ」
首にぶら下げていた自分のドッグタグを引きちぎる
ミラ:「ずっと欲しがってたわねこれ。持って行きなさい」
ドッグタグをレイへと渡す
レイ:「嫌!ミラを置いてくなんてできない!!!」
ルディ:「そうです中尉!別の方法を考えましょう!」
ミラ:「いいから言う事を聞きなさい!
・・・ルディ、アンタを部下に持ててアタシは嬉しかったよ」
ルディ:「中尉・・・」
ミラ:「アタシからの最後の命令よ、
言われた通りに行動しな?いいね」
レイ:「ミラ・・・そんな・・・」
車のドアを開けて後ろへと回って押し始める
ミラ:「ぐっ・・・動けぇぇぇ~~!!!!!!」
ゆっくりと車が動き出す
ミラ:「ルディ!エンジンをかけなさい!」
ルディ:「頼む・・・かかって・・・」
キーを回すとエンジンがかかる
ルディ:「よし、かかった!中尉、戻ってください!」
ミラ:「行きな!そのまま行くのよ!」
レイ:「ミラ!ミラぁ!!!」
車はそのまま発進していく
ミラ:「じゃぁね・・・手のかかる妹達、楽しかったわよ」
銃を腰のホルスターから取り出して撃とうとするが火焔放射の方が速く炎に包まれていく
レイ:「ミラぁぁぁぁ!!!」
悲痛な叫びだけがこだまする
間
- 走り続ける車の車内 -
ルディ:「どうやら追手はこないようね・・・」
レイ:「ミラ・・・ミラが・・・・・・死んだ・・・」
ルディ:「レイ?レイったら!」
レイ:「ミラが・・・」
ルディ:「レイ・・・」
レイ:「今すぐにミラのいる所まで車を戻しなさい!」
ルディへと銃を向ける
ルディ:「何言ってんだアンタ・・・」
レイ:「いいから戻りなさい!!」
車を停める
ルディ:「いい加減にして!中尉は死んだのよ!
アンタも見ただろ・・・?
あの人は・・・私達の為に・・・割り切るしかないのよ!
ずっと中尉がそうしてきたように!」
レイ:「ルディ・・・」
銃を下ろす
ルディ:「辛いのはアンタだけじゃない!
だけど・・・中尉は・・・アタシ達を逃がしてくれた・・・
自分を犠牲にしてまで!」
レイ:「ごめん・・・なさい・・・ルディ。
ミラの為にも、生きのびなきゃ」
ルディ:「えぇ・・・」
再度エンジンをかけて車を走らせていると上空からヘリが現れ、
二人の乗っている車へと発砲を始める
ルディ:「くっそ・・・やっぱり隠れてた・・・!
今のはどこから?!」
レイ:「・・・空よ」
ルディ:「えっ、空!?」
レイ:「アタシたちを撃ってきてるの、軍用ヘリなんだけど・・・」
ルディ:「何で軍用ヘリが・・・!
今時のテロリストってヘリまで持ってるっての!?」
レイ:「アタシがなんとか撃ち落としてみるから、
ルディはそのまま走行に集中してて!」
ルディ:「任せるわよ!」
レイ:「アタシのスナイプの腕は知ってんでしょ」
窓を少しだけ開けて照準を合わるが動きながらは難しそうだ
その間にもヘリは二人の乗った車を撃ち続ける
レイ:「操縦士を狙うのは無理ね・・・
確かヘリのエンジン部は・・・」
いつもの調子で狙いを定めて行く
ルディ:「くっそ・・・しつこい!レイ、まだなの!」
レイ:「まぁ待ちなって・・・へへ、そこ!」
ライフルのトリガーを引いて命中させると、
ヘリは道路へと突っ込んでいき大破する
二人の乗った車も数メートル先で止まり、確認しようと降りる
ルディ:「気をつけてね?まだ生きてるかもしれないから」
レイ:「分かってるけど、あの軍用ヘリ、
マークが・・・アタシ達のよく知るマークよ・・・」
ルディ:「・・・何で軍が私達を・・・?」
レイ:「テロリストと間違えたにしてもおかしな話しよ・・・?」
ヘリに近寄っていこうとするとレイの脇腹に鈍痛が走る
レイ:「ぐっ・・・ぁっ・・・!」
地面に膝をつく
ルディ:「レイ!どうしたの!」
レイ:「来ちゃ駄目!あのヘリの操縦士・・・
うまく脱出してたみたいね
・・・やっぱ操縦士を狙っておくべきだったわ・・・」
ライフルを置いていつものスナイプ体勢に入り銃弾をリロードするも
脇腹から出る血が道路を赤く染めて行く
ルディ:「!?・・・レイ、アンタ・・・」
レイ:「顔を見せなさいよ・・・今度こそ殺してやるから・・・」
ヘリから銃口が見えたのを見逃さず発砲すると
「ドサッ」と言う音と共に相手は動かなくなる
レイ:「ふっ・・・、この距離で外す訳が・・・ぐっ・・・!」
痛みでその場にうずくまる
ルディ:「レイ!」
レイ:「へへ・・・アタシとした事がへました・・・」
ルディ:「喋らないで、今応急処置するから!」
仰向けに寝かせ撃たれた箇所に応急処置を施そうとする
レイ:「無理よ、助からないって事くらい自分で分かる。
当たり所が悪かったみたいだから」
ルディ:「何言ってんの!すぐ弾を取り除けば――」
レイ:「(遮る)やめて・・・地面を見なさい、
血の色が黒いでしょ・・・?
静脈(じょうみゃく)を撃たれたんだ・・・いい腕してるわ・・・」
ルディ:「助けるから・・・私がアンタを助けるから!」
レイ:「ルディは優しい奴ね・・・、ミラみたいだ」
ルディ:「何を言って――」
レイ:「(無視して話し続ける)ミラもね・・・
そう言ってくれたんだよ、アタシを助けるって。
・・・そのおかげでアタシは救われた。
それからだよミラの事を好きになったの」
ルディ:「もういい・・・もういいから喋らないで」
レイ:「へへ・・・、アタシの為になんて泣かないで。
綺麗な顔が・・・台無しじゃない」
ルディ:「バカ・・・こんな時に何を言うのさ・・・」
レイ:「アタシも・・・ミラと同じ所に逝(い)けるかな・・・?」
ルディ:「逝かせない!アンタは助かるんだ!」
レイ:「なぁに・・・、邪魔するつもり・・・?」
ルディ:「絶対に助けて見せるから!」
レイ:「・・・はは、ありがとうルディ。
アナタは・・・・生き・・・て・・・・」
目を閉じて息を引き取る
ルディ:「レイ・・・?レイ・・・!!ねぇ、目を開けなさいよ!
開けなさいってば!!レイ!!!
私を・・・一人に・・・・・しないで・・・・」
風が虚しくたなびく
ルディ:N「それからの事は、私自身覚えがない。
どうやって生き延びたかも・・・」
ガヤが聞こえ始める
少佐:「ルディ軍曹、
今日から新しく君の部隊へ配属されたジェーン一等兵だ」
声に気付き銃をホルスターにしまう
ルディ:「ん?あぁ・・・私に部下なんていらないですよ、
どうせ皆いなくなるんですし」
少佐:「長官命令だ」
ルディ:「(ため息)それを言われたら何も言い返せないですね・・・」
少佐:「新入りだからと言って甘く見ていたら鼻っ柱を折られるぞ?
色々教えてやってくれ、じゃぁな」
歩き去っていく
ルディ:「・・・はぁ、まぁ・・・いいか」
敬礼をしているジェーンの姿
ジェーン:「どうも、初めましてジェーンと申します!
階級は一等兵で――」
ルディ:「(遮る)あぁ~・・・そう言う堅苦しいのは無し、
もっと気楽に行きましょ。ルディよ、よろしくね」
握手をしようとする
ジェーン:「はっ!宜しくお願いします」
握手はせず敬礼をしたまま動きを止める
ルディ:「ははは・・・、いつかの自分をみているようだわ」
ジェーン:「・・・?」
ルディ:「何でもない。皆に紹介するからついてきなさい」
ジェーン:「了解しました!」
歩き始める二人
ルディ:N「私はこれからも生きて行く、
皆と過ごした記憶を背負って・・・私は、生きのびて見せる」
腰のH&K(ヘッケラー&コック)に手を当てる
-Fin-